
YouTubeで観れる幼児向けおすすめ英語動画シリーズ4選。絵本との連動で親の罪悪感も軽減
わが家では英語習得のため(という名目で…)、子どもが小さい頃から割と自由にYouTube動画を観せています。
子どもが3歳を過ぎた頃から、ストーリーのある英語アニメーションのシリーズ動画を好んで観るようになりました。
子どもがよく観ている英語動画を横から覗き見していて、
- 親としても「好ましい」と感じる内容で
- 他のパパママにもおすすめしたいと感じる
そんなシリーズ動画が4作品あったのでご紹介します。
後ほど詳しく書きますが、ここで紹介する4つの英語動画シリーズは全て、絵本としても出版されています。
それゆえに、動画を観せっぱなしにしているという親の罪悪感を軽減する効果もあるんです。
またYouTubeに対する懸念点を払拭する視聴方法もご紹介します。
この記事は以下のようなパパママにおすすめです。
- 子どもに英語の動画を観せてあげたいけど、何を観せたらいいかわからない
- YouTube動画を観せすぎることに抵抗がある。罪悪感がある
目次
YouTubeで観れる幼児向けおすすめ英語動画シリーズ4選。絵本との連動で親の罪悪感も軽減
1. おすすめの理由
1-1. 絵本との連動で親子ともに嬉しい
1-2. 聞き取りやすく美しい英語
1-3. 家族や友人との日常英会話が学べる
1-4. 短編ストーリーで子どもが飽きない
2. 英語動画シリーズ4作品のご紹介
2-1. Peppa Pig
2-2. Caillou
2-3. Curious George
2-4. Maisy Mouse
3. YouTubeの懸念点を払拭。おすすめの視聴方法
4. 「子どもの英語力を底上げ⇨英語動画を好んで観る」という好循環を作ろう
5. 英語動画でYouTube視聴時間を前向きな時間にレベルアップ
1. おすすめの理由
この記事でご紹介する英語動画シリーズは以下の4作品です。
- Peppa Pig
- Caillou
- Curious George
- Maisy Mouse
ここではまず、これら英語動画シリーズがおすすの理由を解説します。
(シリーズそれぞれの説明は次の章で書きますね。)
1-1. 絵本との連動で親子ともに嬉しい
冒頭で少し触れましたが、おすすめする英語動画シリーズは4作品とも、絵本としても出版されています。
というか、絵本が原作で、動画としても展開されている作品です。

動画を観せるだけでなく、絵本も買って、時間のある時に読んであげると効果倍増です。
絵本を読んであげることで、子どもはストーリーに対する理解や興味が深まるし、親は動画を観せっ放しにしているという罪悪感から解放されるからです。
わが家の場合、Peppa PigやCaillouは動画より前に絵本を読んであげたことがありました。
そのためYouTubeでPeppa PigやCaillouの動画を見つけた時に、子どもがすごく喜んで、それ以来この2つは一番のお気に入り動画シリーズになっています。
YouTubeはおすすめ動画が次々に表示されるので、子どもが自分で違う動画をクリックしてしまうという欠点がありますよね。
親が絵本を読んであげたシリーズの動画は、子どもにとって特別になるようで、積極的に選んでクリックしてくれます。
そして「見て見て!Peppaだよ。」とか「Caillouだよ。」とか言って見せてくれます。
どうやら絵本を読んであげることで、「このキャラクターはパパママも好きなんだ」と認識されるようで、その動画を観ることを肯定されていると感じるようです。
もちろん違う動画をクリックすることを100%回避はできません。でも、親がおすすめしたい動画を積極的に観てくれるための手法として、絵本を活用することはとても有効です。
1-2. 聞き取りやすく美しい英語
子ども向けの英語動画なので、英語がとても聞き取りやすいです。

スラングなども使われておらず、子どもが美しい英語に触れることができます。
ちなみにPeppa PigとMaisy Mouseはイギリス、Caillouはカナダ、Curious Georgeはアメリカで制作されていて、使用されている英語の発音に多少の違いがあります。
4作品全てを観ることで、色んな英語に触れることができますよ。
1-3. 家族や友人との日常英会話が学べる
4作品とも日常のできごとがテーマです。
主人公が家族や友達と関わりながら、ある日を過ごす様子が描写されています。

なので会話も日常のやり取りがメイン。動画を観ることで日常英会話を身につけることができます。
うちの子どもはタイではインターナショナル幼稚園に通っていましたが、日本に戻ってきてからは普通の保育園に通っています。
それなのに時々、新しい英単語を使ったり、以前は使っていなかった英語表現をしたりするので驚きます。
親が教えていないので、YouTube動画から覚えた英単語や表現なんでしょう。
動画を観せてるだけじゃ英語の学習にはならないという意見もあるかもしれません。
でも子どもは案外色々吸収しているものです。
1-4. 短編ストーリーで子どもが飽きない
4作品とも、短編のストーリーが複数まとめられ、一本の動画としてYouTubeにアップされています。
ひとつひとつのストーリー自体が数分と短いので、3歳くらいの子どもでも飽きません。
YouTubeの懸念点は子どもが飽きると別の動画をクリックしてしまうことです。
そうならないために、なるべく飽きずに観てもらいたいもの。
短編が30分とか1時間位にまとめられているスタイルだと結構続けて観てくれます。
2. 英語動画シリーズ4作品のご紹介
それでは、おすすめの英語動画シリーズをひとつずつ紹介していきます。
2-1. Peppa Pig
Peppa Pigシリーズはうちの子どもの一番のお気に入りです。
おすすめの英語絵本としても何冊かご紹介しました。
Peppaは活発でしっかり者の女の子。ほんわかした家族に囲まれて伸び伸び育っています。
お友達もそれぞれ個性があり、毎日が本当に楽しそう。観ていると幸せな気分になります。
Peppaが弟のGeorgeに対してお姉さんぶることが多く、それも微笑ましいんですよね。
登場人物の会話に加えて、状況を解説するナレーションも時々入り、話の展開がわかりやすいです。
イギリス英語のアクセントがはっきりしているので、イギリス英語を習得したい人にもおすすめです。
2-2. Caillou
Caillouシリーズは、4歳の男の子Caillouが主人公。
背伸びしたいお年頃のわが家の3歳の息子は、Caillouに自分を重ねて観ているようです。
ストーリー中ではCaillouの心情が描写されていて、幼児を育てる親としても参考になるところが多々あります。
Caillouには妹がいるので、弟がいるPeppaとは逆のパターンですね。
Peppa Pigと同様、登場人物の会話に加えて状況を解説するナレーションも時々入り、話の展開がわかりやすいです。
個人的にはCaillouの顔がサザエさんのカツオ君に似ていて親近感も。
2-3. Curious George
日本語の「おさるのジョージ」の原作絵本「Curious George」の動画シリーズです。
「おさるのジョージ」は、パパママ世代も子どもの頃に読んだことがあるんじゃないでしょうか?
ママウマは「おさるのジョージ」が大好きな絵本シリーズのひとつでした。
でもCurious Georgeがアニメ化されていることは最近まで知らなかったんです。たまたま息子がYouTubeを観ている時におすすめで出てきました。
「おさるのジョージだ!」と嬉しくなって動画をクリック。息子も最初は興味を持ちました。
でもジョージに思い入れのない息子は、しばらくしたら他の動画へ。
そこでおさるのジョージの英語絵本をAmazonで購入。何度か読んであげました。
今では、YouTubeでCurious Goergeが出てきた時には、「ママ!ジョージだよ!」と喜んで教えてくれます。
やはり絵本との連動は効果大でした。
2-4. Maisy Mouse
Maisy Mouseシリーズは、これまでご紹介した3シリーズに比べると小さいお子さん向けです。
主人公のMaisyや登場する友達は、言葉をしゃべりません。アニメーションと音楽、英語のナレーションで話が展開していきます。
絵柄や音楽がのどかで可愛くて、赤ちゃんが喜んで観てくれそうな内容です。
3歳の息子にとってMaisy Mouseは物足りないようで、最近はほとんど観なくなりました。
Maisy Mouseは、1〜2歳頃から英語に触れさせてあげるのに最適な英語動画シリーズだと思います。
3. YouTubeの懸念点を払拭。おすすめの視聴方法
冒頭にも書いたとおり、わが家ではYouTubeを割と自由に子どもに観せています。
とはいえ、子どもにiPadを持たせてYouTubeを観せることに対する懸念点はあります。
具体的に気になるのは以下の3点。
- 視力の低下、斜視など眼への影響
- 観せたい動画以外も観てしまう
- 子どもが完全に1人の世界に入ってしまう
これらの懸念点を払拭するためにおすすめなのは、大画面にミラーリングして観る方法です。
わが家ではAmazonのFire TV Stickを活用しています。
YouTube動画がテレビ画面に映し出されるので、iPadで観せている時のように子どもが画面に顔を近づけることがありません。

また、テレビにYouTubeが映ることを知らないうちの息子は、DVDを観ていると思っています。自分で次の動画をクリックして選べることを知りません。
なのでiPadの時みたいに次々と動画を選ぶことはせず、大人しく1時間くらいのPeppa Pigの英語動画を観ています。
実は、息子がYouTubeだと気づかないように、Fire TV Stickのリモコンの使い方も教えないようにしてるんです。
大画面に映ることで、子どもが観ている動画を親も時々確認できます。ついでに声をかけてあげたり、少しだけ一緒に観たりしやすいのも良い点です。
Fire TV Stickは4千円台で買えて月額使用料もかかりません。
お子さんにYouTubeで英語動画を観せたいパパママは、騙されたと思ってFire TV Stickを使ってみてください。
4. 「子どもの英語力を底上げ⇨英語動画を好んで観る」という好循環を作ろう
英語に対する理解が高まるほど、子どもの英語動画への食いつきも変わります。
そのため、わが家ではなるべく英語で声かけをするようにしてきました。
おかげで息子は英語の動画を好んで観ています。
「英語の動画にしてね。」と注意する手間が減り、親としては助かります。
最近は子どもがよく話すようになり、英語での声かけ(親の方の英会話力)に限界を感じ始めたため、子ども向けオンライン英会話も検討中です。
英語の学習は複数組み合わせることで相乗効果が生まれるので、これからも時期に合わせて必要な学習方法を取り入れていくつもりです。
以前パパLEOが、自宅でできる子どもの英語学習を調べてまとめました。どんな学習法がいいか迷ってしまう方は、参考にしてみてくださいね。
5. 英語動画でYouTube視聴時間を前向きな時間にレベルアップ
ここまで読んで頂きありがとうございます。
ご紹介した英語動画シリーズの中に、お子さんが気に入りそうな作品はありましたか?
家事をしている時や疲れている時など、子どもの相手をできない時間は、動画には助けられますよね。
「YouTubeさまさま」と思いながら一方ではYouTubeを長時間子どもに観せることに抵抗のあるパパママも多いはず。(ママウマはそうです。)
子どもの方も、日々の親の苦言や態度から、親がYouTubeを観せることを好ましく思っていないと感じ取っている気がします。
適切な動画を観せてあげることで、「子どもがYouTubeを観ている時間が、親子ともに罪悪感を感じなくてすむ前向きな時間になるといいなぁ」という思いから、この記事を書きました。
YouTubeで英語動画を観せてあげると同時に、絵本とFire TV Stickも揃えてあげることで、YouTube視聴というネガテイブな印象の時間が、英語学習というポジティブな印象の時間に変わります。

また、複数の英語学習を取り入れることで英語動画視聴の効果も高まります。
この記事を参考に、親子とも楽しい気分でYouTubeの英語動画を観て頂けたら嬉しいです。
ここでご紹介した動画シリーズの原作絵本は、「おすすめ英語絵本」のコーナーで詳しく紹介しています。
絵本の内容も気になる方は、「おすすめ英語絵本」も確認してみてくださいね。

おうち英語のヒントが色々
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かなりズボラだけど、1つのことに集中している時は集中力を発揮します。このブログはパパLEOの発案で始めたものですが、パパLEOが忙しくて執筆できないことが多くなり、最近では運営をママウマにバトンタッチ気味。
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