That’s not my lion…|0歳から触って遊べる仕掛けつき英語絵本

2019-05-02

英語の絵本を購入する前に、どんな中身か確認しておきたいと思いませんか?

英語の絵本は大型書店に行かないと置いてないので、わが家ではネット注文することも多いです。でも届いてから期待していたのとちょっと違ったなんてことも…。

この記事は同じように感じているパパ・ママに向けて書きました。

買ってしまってから「失敗した〜」ってことにならないように、おすすめだと感じた英語の絵本について、おすすめ理由・あらすじ・中身の紹介をします。

絵本の中の「使える英語表現」もピックアップしますので、親子で一緒に英語力アップしちゃいましょう!

絵本の中には大人にとっても有用な表現が結構あります。

子どもへの読み聞かせのついでに、パパ・ママもどんどん英語表現を習得できて一石二鳥です。

今回は「おすすめ英語絵本紹介シリーズ」3冊目です。

目次

1. That’s not my lion…をおすすめする理由

今回おすすめする英語の絵本は、That’s not my lion…です。

That’s not my lion…がおすすめなのは、以下2つの理由から。

  • しかけ絵本でコミュニケーションが取れる
  • 質感や手触りについて体験しながら学べる

1-1. しかけ絵本でコミュニケーションが取れる

各ページに様々な質感の素材がはめ込んであります。

親子で絵本を触りながら「フワフワだね」「デコボコだね」など、コミュニケーションを取るきっかけになります。

なので、英語の読み聞かせをしなきゃ!と気負うことなく手にできます。

0歳児から使える、触って遊べる絵本です

peppa pig - good night, peppa - 1

1-2. 質感や手触りについて体験しながら学べる

仕込んである素材の部分を触りながら、その質感を表現する英語を学べます

何事も体験しながら学ぶのが一番ですよね。

小さな子どもでも親しみやすい動物をテーマにしているので、とっつきやすいのも良い点です。

peppa pig-good night, peppa-2

2. That’s not my lion…のあらすじ

この絵本のあらすじはざっと下記のとおりです。

それは私のライオンじゃない。鼻が毛羽立ちすぎてる。
(鼻に仕掛けあり)

 

それは私のライオンじゃない。耳が柔らかすぎる。
(耳に仕掛けあり)

 

それは私のライオンじゃない。前脚がザラザラすぎる。
(前脚に仕掛けあり)

 

それは私のライオンじゃない。しっぽがフワフワすぎる。
(しっぽに仕掛けあり)

 

それは私のライオンじゃない。歯がツヤツヤすぎる。
(歯に仕掛けあり)

 

それは私のライオンだ。タテガミが毛むくじゃら。
(タテガミに仕掛けあり)

3. 絵本の内容と子どもの反応

絵本の中から特に注目したい内容と、それに対する3歳の息子の反応をご紹介します。

この章は絵本が好きなママウマが担当します。

3-1. 表紙から始まる仕掛けとストーリー

表紙のライオンの顔部分にすでに仕掛けがほどこされてあります。

タイトルである「That’s not my lion…」が全ページに共通する導入文で、表紙からストーリーがスタート

子どもが絵本を手に取った時に、ページを開きたいという好奇心を刺激する仕掛けがにくいです。

子どもが表紙のライオンの鼻に手を伸ばした時点でつかみは成功。

後は自主的にページをどんどんめくって、次々にタッチしていきました。

3-2. ライオンの身体の一部を触りながら質感・手触りを体験

耳・前脚・歯など「身体のパーツ」と「その手触り」を表現する英語を同時に学べます。

人間の身体のパーツはほとんど覚えている息子も、前脚(Paw)やタテガミ(Mane)は聞き慣れない単語だったようです。

Paw? Not foot?」と不思議そうでした。

こうやって疑問を感じるのは学習において大事ですよね。いい傾向だと思いました。

タテガミ(Mane)は私も初めて知りました。絵本から学ぶ英単語って意外と多いですよね。

次々に仕掛け部分を触っていく息子。

触るたびに絵本に書いてあるとおり「Its ears are too soft.」など親から声をかけていきました。

ただ、声をかけながら「実際にライオンの耳を触ったことがないから、本当にこれが柔らかすぎるのかわからん…。」という思いも正直ありました。

そんな親の小さな疑問も、愛らしい絵を見ていると「まぁいいか。」という気にさせてくれます。

絵本だし細かいことは気にせずに。親子で楽しめるので文句なしです。

4. 絵本の中の使える英語表現

ここまで紹介してきたとおり「That’s not my lion…」は赤ちゃんから楽しめるしかけ絵本なので、文章はかなり少ないです。

そんな中から、英語表現というよりは単語になってしまいますが、いくつかご紹介します。

とはいえ質感を表す単語は子どもとのコミュニケーションで使えるシチュエーションが多いので、思った以上に役立ちます。

4-1. fluffy

fluffy」は「フワフワした」という意味です。

絵本の中では“That’s not my lion. Its tail is too fluffy.”という使われ方をしています。

使用例

  • This cat is so fluffy! Do you want to touch? ⬅︎「この猫フワフワだよ。触ってみる?」
  • My blanket is fluffy. Come and sleep with me. ⬅︎「私の毛布はフワフワだよ。こっちに来て一緒に寝ようよ。」

Fluffyは動物の触り心地を表現する時によく使います。動物に興味がある子どもは多いので、使用頻度も多い単語です。

わが家では、寝るのが嫌いな息子に対して、「毛布がフワフワして気持ちいいな〜。一緒に寝ようよ。」と促すことがあります。そんな時にもfluffyが使えます。

4-2. shiny

shiny」は「ツヤツヤした、光沢のある」という意味です。

よく晴れて太陽が輝いているような時にも使います。(使用例参照)

絵本の中では、“That’s not my lion. Its teeth are too shiny”という使われ方をしています。

使用例

  • Wow! That’s a shiny car. ⬅︎「わー!ピカピカの車だね。」
  • Your hair is shiny and beautiful. ⬅︎「あなたの髪はツヤツヤして素敵だね。」
  • It’s a shiny day. ⬅︎「今日はよく晴れた日だね。」

こんな感じでshinyは色々なものに使えます。ツヤツヤ・ピカピカしたものが目の前にあったら、どんどん使ってみましょう。

5. まとめ:That’s not my ●●●…シリーズで、色んな質感の表現を学ぼう

That’s not my lion..は全10ページのしかけ絵本です。

表紙も含めて6種類の質感とそれを表現する英語を触りながら学べます。

0歳の赤ちゃんから始められて、英語を楽しく学ぶことを目的とするなら3〜5歳くらいまで十分使える絵本です。

実は「That’s not my lion..」は「That’s not my ●●●..」シリーズの一冊なんです。

「That’s not my ●●●..」シリーズには動物以外にも乗り物なんかもあります。

ライオンが好きじゃないお子さんには、シリーズの中から他の動物のものを買ってあげるのもありですね。

質感・手触りを表現する英語を他にも学びたければ、「That’s not my ●●●..」シリーズからいくつかの絵本を揃えると良いでしょう。

その時はすでに持っているものと少しタイプの違うものを選ぶことをおすすめします。

たとえば、「That’s not my lion..」を持っているなら、次に購入するのは「That’s not my tiger..」ではなく「That’s not my train…」にすることをおすすめします。

理由は似たようなタイプの動物だと、似たような質感が扱われるからです。

それぞれの絵本の中で出てくる質感をまとめたの下記です。

  • That’s not my lion…:fuzzy, soft, rough, fluffy, shiny, shaggy
  • That’s not my tiger…:fuzzy, fluffy, smooth, rough, bumpy, soft
  • That’s not my train…:squashy, shiny, rusty, bumpy, rough, glossy

このとおり、That’s not my lion…とThat’s not my tiger…では4種類被っていますが、That’s not my lion…とThat’s not my train…では2種類しか被っていません。

もちろん同じ単語でも使われどころは違うので、被っていても問題はないのですが…。

なるべく色々な単語を学ばせてあげたい場合は、タイプの違うものを揃えてみましょう。

同じような日本語の仕掛け絵本も色々ありますが、英語の仕掛け絵本なら長く使えてお得感があります。

英語学習の視点で見ると、4〜5歳くらいまで使えるからです。

仕掛け絵本、どうせ買うなら英語のものをおすすめします!

中でも「That’s not my ●●●…」シリーズは、40年以上の歴史がある英国の子ども向け書籍専門出版社USBORNE社から販売されている定番で、世界中の子どもたちに愛されています。

パパLEOもママウマもおすすめのシリーズです。

家でお子さんが英語に触れる機会を増やしてあげたいパパ・ママへ

乳幼児からの早期英語教育には「目的設定」と「適した手法」が大切です。

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パパLEO

パパLEO

やや人見知りでおっちょこちょい。自分では気のいいパパだと思います。子育てや生活に関して、気になることは即ネットで調べ、興味がわいたら本でさらに深く理解する、という習慣があります。

5年間のバンコク生活を経て今は東京在住。久々の日本での生活が安定するまでしばらくかかりそうです。

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