
タイの至宝ビーチリゾート「クラビ・ポダ島」魅力と行き方を紹介します
こんにちはパパLEO(@LEOJungle2)です。
以前「わが家ではビーチリゾートに行くならクラビ一択」という記事を書きました。
この記事を書いた理由の1つが、ポダ島で過ごした最高の半日でした。
そこで今回はポダ島の魅力と行き方をご紹介します。ポダ島は子連れでも行きやすいアイランドビーチです。
開発されつくしたリゾートには飽きたという方も、ポダ島ならきっと満足できるはずです。
目次
1. ポダ島の魅力 〜ポダ島をおすすめする理由〜
レオナルド・デカプリオ主演の映画で有名になったピピ島をはじめ、クラビの島はどれも美しいことで有名です。
ポダ島はクラビにある無人島の1つで、クラビのアオナンビーチからボートで渡れます。
僕がポダ島をおすすめする理由は以下の3点です。
- アオナンビーチから近い
- 未開発の小さな無人島なのでのんびり自然を楽しめる
- お昼出発でゆっくり行ける

1-1. アオナンビーチから近い
ポダ島はクラビ・アオナンビーチからの距離が近く、ボートに乗る時間が短くてすみます。ピピ島までだと30分くらいかかるところ、ポダ島までは20分ちょっとです。
パパLEO一家は早朝バンコクの家を出発して飛行機に乗り、お昼頃にクラビに到着。ホテルに荷物を置いてすぐにビーチアイランドに行くことにしました。
午前中は移動づくめだったので、ビーチアイランドに行くにしてもボートに乗る時間はなるべく短くしたかったんです。
そこで最短で行けそうなポダ島を選びました。案の定、3歳前の息子はボートに乗っている間ずっとグッタリしていました。移動が多すぎて飽きていたのもあると思います。ボートでの移動時間が短いポダ島にして正解でした。
1-2. 未開発の小さな無人島なのでのんびり自然を楽しめる
ポダ島はこじんまりした島でした。クラビ特有の切り立った断崖の大きいものが島になったという感じです。無人島で建物もなく、ほんとうにビーチしかありません。

ダイビング、パラセーリング、バナナボートといったアクティビティーも禁止されています。のんびりした穏やかな雰囲気の中で、白い砂浜とエメラルドグリーンの海をひたすら楽しむだけの超ぜいたくな時間を過ごすことができます。

それだと子どもが飽きてしまわない?と思われそうですが、息子も砂浜で波と遊ぶだけでじゅうぶん楽しんでいました。浅瀬でも魚が泳いでいたので、魚を見つけるのも楽しかったみたいです。

1-3. お昼出発でゆっくり行ける
日本やバンコクから申し込めるクラビのオプショナルツアーの場合、ピピ島行きはあるけれど、ポダ島行きは複数の島をまわるツアーになってしまいます。クラビに着いてから申し込む現地ツアーも同様です。
複数の島をまわるツアーだと1つ1つの島で過ごす時間は短くなるし、ボートでの移動時間が長くなるので小さい子連れファミリーにはあまりおすすめしません。
また日系旅行代理店の複数の島をまわるツアーは朝8時頃にホテルお迎えなので、朝早くから準備する必要があり、クラビに到着した当日に行くことはできません。
でもポダ島ならツアーじゃなくても簡単に行けるので、自分の都合が良い時間に出発できます。ツアーでなくポダ島に行くには、こういった情緒あるボートに乗って行きます。

後ほど詳しく説明しますが、このボートはクラビのアオナンビーチに着いてからチケットを買います。事前予約の必要がないのが、子連れ旅行の時にはありがたいです。
子連れだと子どもの疲れ具合や機嫌などでアクティビティを変更せざるを得ないことも多いですよね。事前予約の必要がなければ、当日の状況次第で自由に予定を組めます。
2. ポダ島への行き方
ここではバンコク〜クラビ〜ポダ島まで、パパLEO家が利用した交通機関での行き方+補足情報をご紹介します。
3歳前の子ども連れでも問題なかったので、大概の人にとっても行きやすい方法だと思います。
2-1. バンコク空港〜クラビ空港
バンコクからクラビまでは飛行機で行きました。Thai Airways(タイ航空)、Nok Air(ノックエアー)、Bangkok Airways(バンコクエアウェイズ)、Air Asia(エアアジア)といった複数の航空会社がバンコク-クラビ便を出していますが、LCCならどこでも値段は大差ありませんでした。
わが家は普段から使う機会が多いのと、便数が多かったとの理由でエアアジアを選びました。

バンコク・ドンムアン空港の国内線ターミナルから出発。7:55バンコク発、9:40クラビ着の便にしましたが、この時は30分くらい出発・到着が遅れました。航空券代は往復で1人3,459バーツ(約12,000円)でした。

2-2. クラビ空港〜アオナンビーチ・ホテル
クラビの空港からホテルまでは車で約40分弱です。わが家は空港のタクシー乗り場から公共タクシーでホテルまでは行きました。600バーツ(約2,100円)でした。

ホテル手配のタクシーも600バーツだったので、ホテルを予約する時に、迎車も一緒にお願いしておけば良かったです。
クラビではアオナンビーチのホテルに泊まると、アイランドビーチ行きのボート乗り場や現地申込みツアーカウンターが近くにあって便利ですよ。
一番のおすすめホテルはホリディ・インですが、予算をおさえたければホリディ・イン近辺の他のホテルを予約するのもありです。
わが家は初めてクラビに行った時はホリディ・インに泊まってホテル内を満喫しました。2回目は近くのTipAndaという宿に泊まって宿泊費をおさえ、ポダ島やエメラルドプールなど周辺でのアクティビティに予算をまわしました。

▲TipAndaはバンガローのような個室が並んだ宿です。これはこれで雰囲気が良くて気に入りました。
ホリディ・インは家族3人で1泊4,647バーツ(約16,260円)でした。ホテルの素晴らしさを勘案するとホリディ・インも決して高すぎることはありません。でも2回目はホテル外でのアクティビティを重視する予定だったので、もっと安いTipAndaにしました。TipAndaは家族3人で1泊1,940バーツ(約6,790円)と値段は格安でした。
子連れ旅行ならホリディ・インの方がおすすめです。でも家族旅行は予算のやりくりも大事ですよね…。
2-3. アオナンビーチ・ホテル〜ポダ島
ホテルに着いたら荷物を置いて水着に着替え、ポダ島に向かいました。
ホリディ・インの向かい側、海岸沿いにボートのチケット売り場があります。ここで「ポダ島に行きたい」と伝えてチケットを買います。チケットは往復300バーツ(約1,050円)/人です。

▲ホリディ・イン外観

▲ホリディ・インの向かい側にあるチケット売り場
ポダ島行きのボートは時間が決まっていません。ボートに乗る人が7人以上になるまで待って、人数が集まったら出発でした。
僕らが行った時は、6人まではすぐ集まったのですが、7人目がなかなか集まらず、船頭さんの提案で1人あたりプラス50バーツ払うことで7人目の分をまかない、出発しました。

ポダ島に到着したら入島料400バーツ(約1,400円)/人を払います。船頭さんに払ったら、船頭さんがまとめて島の管理人に支払ってくれました。
復路も同じボートで帰るのでボートの番号を忘れないようにとのこと。帰りの時間は何時ごろがいいか船頭さんに聞かれ、ボートに乗っていた全員が都合のよい16時になりました。18時がいいと言った人たちもいたのですが、それは遅すぎると船頭さんに却下されていました。

こんなふうに何となく時間を決めるゆるさもツアーと違っていい感じです。
日系旅行代理店のツアーの場合、ポダ島を含める2島をまわるツアーで1人10,000円くらいです(昼食付き)。僕はツアーにのらない方法を紹介していますが、もちろんツアーで2島まわるのも楽しい経験になると思いますよ。
3. ポダ島の楽しみ方
ポダ島の楽しみ方は「ひたすらのんびり穏やかに過ごす」です。
バンコクを早朝に出発すれば、その日のお昼からポダ島に行って、ビーチでのんびり疲れを癒すことができます。こんなふうに移動日を有効に使えるのもポダ島の良い点です。
砂浜に寝そべったり、浜辺で波遊びをしたり、海の中に入って水に体をあずけたり…何もしないって、めちゃくちゃぜいたくな気分になりますね。

あとは飲んだり食べたりです。でもポダ島にはレストランやカフェはなく、こういった出店で売られているお弁当やお菓子、ジュースなどを買って食べました。


おすすめは炭火焼きトウモロコシです。値段は80バーツ/本とやや割高ですが、バンコクで売られてるトウモロコシに比べて、大きくて甘いです。

日本のトウモロコシと比べたら感動は少ないかもしれませんが、ビーチで食べるトウモロコシは最高でした。

ココナッツジュースは天然のスポーツ飲料と言われることもあるそうです。ビーチで汗をかいた後に飲むのは格別です。ただしポダ島で飲むと値段は100バーツ(約350円)と、通常の3倍です。
4. ポダ島に持っていくと良いもの
ポダ島は無人島で前述したとおり飲食物の出店が少しあるだけなので、必要なものは持っていくことをおすすめします。
具体的には以下のものがあると安心です。
- 浮き輪(わが家は浮き輪を持っていくの忘れました…orz)
- 水中メガネ(あると泳いでる魚を見れる)
- 飲み物・お菓子・お弁当など(売ってるけど種類が少なく割高)
- ゴザ(ビーチに横になる時に利用。ホテルによっては貸出してます)
- バスタオル(ホテルのプール用タオルを持ち出せばOK)
- 日焼け止め
- 液体ミルク(うちの息子は必須)
- 着替え(水着のまま往復でもOK。お好みで)
- 現金(当然カードは使えません)
- スマホ用ビニールケース(あれば便利)
これだけ持って行けば半日じゅうぶん楽しめます。持ち物チェックリストとして使ってください。
ホリディ・インの隣にお店が集まったマーケットがあります。ここにはファミリーマートもあるので、飲料や軽食などを調達できます。他にも水着、浮き輪、砂遊びおもちゃなどが売られているお店もあるので、足りないものがあってもホリディ・イン横のマーケットに行けば購入できます。



5. まとめ:ポダ島で素敵な思い出をつくろう
ポダ島の魅力がうまく伝わりましたでしょうか?タイに行くならぜひクラビ、そしてポダ島にも足を延ばしてみてることをおすすめします。
バンコクとはまた違った穏やかな時間が流れていて、タイの懐の深さを感じることができます。
子連れだと移動が増えるのは大変ですが、わが家の場合、その時大変なほど後で思い返すと良い思い出になっている気がします。
ポダ島に行くと子どもに綺麗な自然を体験させてあげられたという親の自己満足にもつながりますよ〜。笑
なんだかんだと、旅の時にはガイドブックが手元にあると安心です。
パパLEOもチェンマイ旅行した時にはガイドブックが大活躍でした。それに、友人や家族が日本から遊びに来る時は、いまだにバンコクのガイドブックも見直して、ガイドの参考にしてます。

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やや人見知りでおっちょこちょい。自分では気のいいパパだと思います。子育てや生活に関して、気になることは即ネットで調べ、興味がわいたら本でさらに深く理解する、という習慣があります。
5年間のバンコク生活を経て今は東京在住。久々の日本での生活が安定するまでしばらくかかりそうです。
詳しいプロフィールはこちら。
この記事の目次
タイの至宝ビーチリゾート「クラビ・ポダ島」魅力と行き方を紹介します
1. ポダ島の魅力 〜ポダ島をおすすめする理由〜
2. ポダ島への行き方
3. ポダ島の楽しみ方
4. ポダ島に持っていくと良いもの
5. まとめ:ポダ島で素敵な思い出をつくろう