
Curious George and the Puppies|ペット好きな子どもにおすすめの英語絵本
英語の絵本を購入する前に、どんな中身か確認しておきたいと思いませんか?
英語の絵本は大型書店に行かないと置いてないので、わが家ではネット注文することも多いです。でも届いてから期待していたのとちょっと違ったなんてことも…。
この記事は同じように感じているパパ・ママに向けて書きました。
買ってしまってから「失敗した〜」ってことにならないように、英語絵本について、おすすめ理由・あらすじ・中身の紹介をします。
今回はおすすめ英語絵本シリーズ24冊目「Curious George and the Puppies」です。
絵本の中の「使える英語表現」もピックアップしますので、親子で一緒に英語力アップしちゃいましょう!
絵本の中には大人にとっても有用な表現が結構あります。
子どもへの読み聞かせのついでに、パパ・ママもどんどん英語表現を習得できて一石二鳥です。
目次
1. Curious George and the Puppiesをおすすめする理由
2. Curious George and the Puppiesのあらすじ
3. 絵本の内容と子どもの反応
4. 絵本から学ぶ英語表現
5. まとめ:ペット好きな子どもにおすすめの英語絵本
1. Curious George and the Puppiesをおすすめする理由
今回おすすめする英語の絵本は、Curious George and the Puppiesです。
Curious George and the Puppiesがおすすめなのは、以下2つの理由から。
- おさるのジョージが子どもの好奇心を代弁
- 定番の展開でスッキリ
1-1. おさるのジョージが子どもの好奇心を代弁
好奇心がおもむくままに行動します。
絵本を読み聞かせている途中で、子どもからもコメントや質問が色々出てきます。
1-2. 定番の展開でスッキリ
ドタバタ騒ぎの後にみんながハッピーになる結末で終わるストーリーは、親子で「よかったね」と言って読み終えられる安心感があります。
2. Curious George and the Puppiesのあらすじ
Curious George and the Puppiesのあらすじは下記のとおりです。
あらすじと言いつつ、翻訳に近くなってしまっています。
結構長いので、興味のない方は飛ばし読みでもOKです。
ある日、おさるのジョージと黄色い帽子のおじさんは散歩に出かけました。
彼らが休憩のために座った時、茂みの中から子猫がのぞいているのに気づきました。
子猫は怯えている様子。迷子になってしまっているみたいです。
黄色い帽子のおじさんとジョージは、子猫の面倒をみて家を見つけてくれる動物シェルターに連れていくことにしました。
動物シェルターの所長はジョージ達が子猫を連れて来たことを喜び、子猫を受け入れました。
所長にうながされてジョージと黄色い帽子のおじさんは動物シェルターの建物の中に入ります。
その時に所長は「シェルターには一緒に生まれた子犬達がいて、その一匹がカゴから出てしまったの。その子犬はまだ見つかっていないから足元に気をつけてね。」と言いました。
ジョージは動物シェルターに来たの初めてです。ここでは様々な種類の動物達が保護されていました。
ジョージは、ウサギ、猫、カメ、モルモット、そしてヘビまでいるのを見ました。でも子犬はいません。
「書類にサインをする必要があるから、あまり好奇心を出しすぎないでここで待っていてね。」と黄色い帽子のおじさんが言って部屋を離れた時、ジョージは吠える声を聞きました。
きっと子犬です!でもこの声はどこから来ているの?ジョージは好奇心をそそられました。
吠え声についていくと・・・そこには犬でいっぱいの部屋がありました。
色んな種類の犬がいますが、子犬はどこに?
その時ジョージは小さなしっぽが振られているのを見ました。
ジョージは一度子犬を目にすると、目を離せなくなり、可愛がりたくなりました。子犬を抱きかかえたくなりジョージはドアをゆっくりと開けました。
でもジョージの手が子犬に届く前に、お母さん犬がドアを開けて弾丸のように飛び出してしまいます。
ジョージはドアを閉めようとしますが、子犬達がすごい速さで後を追ってカゴから出てしまいました。
子犬達はあちこちで大騒ぎ。犬達がほえ、猫たちはミャーミャー鳴き、ウサギ達はカゴの隅に集まっています。
所長と黄色い帽子のおじさんが急いで部屋に入って来ました。「子犬がみんな外に出ちゃった!」
所長と黄色い帽子のおじさんが子犬達をカゴに戻し、動物達はみんな落ち着きました。
一匹をのぞき。まだ吠えているのは誰?それはお母さん犬でした!
お母さん犬はドアに向かって吠えています。
ジョージは「向こう側には何かあるはず。」と考え、ドアを開けました。
するとそこには行方不明の子犬がいました!ついに子犬を見つけてみんな喜びます。
所長は子犬をすくい上げると、「ジョージ、あなたは大騒ぎを起こしたけれど、あなたが子犬達を外に出さなかったら私たちはいまだにこの子を探していたと思うわ。」と言いました。
そして彼女は子犬と母犬におやつをあげながらジョージに聞きます。「この子犬達は面倒を見てくれる家族のところにいけるくらい大きくなったわ。1匹連れて帰りたい?」
ジョージは子犬を連れて帰りました。
3. 絵本の内容と子どもの反応
Curious George and the Puppiesの中からママウマが注目した内容と、参考のため、それに対する3歳の子どもの反応をご紹介します。
3-1. 動物シェルターに入った時のシーン
3-2. 子犬達が大騒ぎしているシーン
3-3. 行方不明の子犬が見つかったシーン
4. 絵本の中の使える英語表現
Curious George and the Puppiesの中で使われていて、日常生活の中でも使える英語表現をピックアップしました。
子どもへの声かけの例も挙げてみたので、ぜひお子さんと一緒に使ってみてください。
4-1. owner
「owner」は「オーナー、所有者、持ち主、〔動物の〕飼い主」という意味で使います。
絵本の中ではthe little kitten’s ownerという使われ方をしています。
「子猫の飼い主」という意味です。
使用例
- I’m looking for the owner of this toy. ⬅︎「このおもちゃの持ち主を探しています」
- I want to own this kitten. ⬅︎「この子猫を飼いたい」
4-2. glad to see
「glad to see 」は「会えて嬉しい、来てくれて嬉しい」という意味で使います。
絵本の中では、The director of the shelter was glad to see them. という使われ方をしています。
「シェルターの所長は彼らが来てくれて喜んだ」という意味です。
使用例
- I’m glad to see you. ⬅︎「あなたに会えて嬉しい」
- He was glad to see many guests. ⬅︎「たくさんのお客さんが来てくれて彼は喜んだ」
4-3. need to
「need to」は「~する必要がある」という意味で使います。
絵本の中では、I need to sign some papers.という使われ方をしています。
「私は書類にサインする必要がある。」という意味です。
使用例
- I need to wash dishes. ⬅︎「私はお皿を洗う必要がある。」
- You need to brush your teeth. ⬅︎「あなたは歯を磨く必要がある。」
子どもに対して「今はこれをやらないといけないからちょっと待ってて。」という言葉をかけることも。
使うシーンが多い英語表現です。
4-4. missing
「missing」は「見つからない、見当たらない、〔人・動物が〕行方不明の」という意味で使います。
絵本の中では、It was the missing puppy! という使われ方をしています。
「それは行方不明の子犬でした!」という意味です。
使用例
- My toy is missing. ⬅︎「僕のおもちゃが見当たらない。」
- My dog has been missing for three days. ⬅︎「私の犬が3日間行方不明なんです。」
おかげさまで(?)missingという表現を覚えてからよく使っています。
4-5. cause
「cause」にはいくつかの意味がありますが、ここでは「~を引き起こす、~の原因となる」という意味で使います。
絵本の中では、George, you certainly caused a ruckus! という使われ方をしています。
「ジョージ、あなたは確かに騒動を起こした」という意味です。
使用例
- He caused trouble. ⬅︎「彼が面倒を引き起こした。」
- The heavy rain caused a flood. ⬅︎「大雨で洪水が起こった。」
なるべく、子どもを叱るためというよりは、理解してもらうために使いないなぁと思います。
5. まとめ:ペット好きな子どもにおすすめの英語絵本
英語絵本「Curious George and the Puppies」は全22ページの絵本です。
おさるのジョージが黄色い帽子のおじさんと一緒に、子猫を動物シェルターに連れて行ったり、子犬を連れて帰ったりします。
ジョージは猿なのに行動が人間の子どものようで、つい自分の子どもと重ねて見てしまいます。
動物好きなお子さんにぜひ読んであげたい一冊です。

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